開催概要
- イベント名
- 寅さんサミット2025
- テーマ
- 日本の原風景を守り、後世に伝える
- 日時
- 令和7年11月1日(土)・2日(日)※帝釈天参道は店舗によって営業・販売の時間が異なります。
- 会場
- 帝釈天、帝釈天参道、特設会場(柴又7-9)、葛飾柴又寅さん記念館、葛飾区山本亭、第二会場
- 主催
- 寅さんサミット実行委員会
参加地域(ロケ地)
ご挨拶
寅さんサミットは、今年で第11回目を迎え、「日本の原風景を守り、後世に伝える」をテーマに、映画『男はつらいよ』が繋いでくれた縁のもと、「地域と地域」「人と人」を繋ぐイベントとして、多くの皆様に愛されるイベントとなっております。
今年の寅さんサミットは、初めてご参加いただく京都府京都市や大分県大分市をはじめ25地域が参加し、北は秋田県鹿角市から南は宮崎県日南市、そして海外からオーストリア共和国ウィーン市の20地域の皆様がここ柴又会場に出展いただきました。
ご来場の皆様には、各地が大切にしている原風景や文化芸能、そして、各地の特産品やお土産、グルメをどうぞお楽しみいただき、全国各地のロケ地と葛飾区柴又との交流を深め、各地を盛り上げていく2日間としてまいりたいと考えております。
寅さん記念館と山田洋次ミュージアムは今年の4月にリニューアルオープンをし、多くのお客様に来場いただいております。また、『男はつらいよ』第一作で、さくらと博の結婚式が執り行われ、令和3年1月に閉店した「川甚」は、柴又の新たな観光施設「柴又川甚まちなみ館」として整備を進めており、令和8年3月にオープンする予定となっております。今後も「夢と誇りあるふるさと葛飾」の実現に向け、地域の方々とともに、「寅さんのふるさと」葛飾柴又をはじめとした葛飾区の魅力を高め、訪れる皆様が来て良かったと実感できる取り組みを続けてまいります。
令和7年11月葛飾区長 青木克德
寅さんサミット実行委員長 齊藤勝治
寅さんサミットとは?
人は、誰もが心の中に原風景を持っています。それは、人それぞれに違うものであり、実在する風景、実在した風景、あるいは心の中の風景であるかもしれません。しかし、いずれであっても、どこか懐かしい気持ちにしてくれたり、子どもの頃の記憶をよみがえらせてくれたり、心を落ち着かせてくれるなど、その人にとって大切な風景です。
色々なものがもの凄い勢いで変化していく今の時代。「変わらない」ということの持つ力を見つめ直す時かもしれません。映画『男はつらいよ』の世界に広がる「いつまでも変わらない風景や人情」は、「寅さん」がこよなく愛した風景であり、葛飾柴又が大切にしてきた風景です。映画のロケ地となった各地域のそれぞれの風景を「原風景」というキーワードで結び、これを大切に守り、育んでいく機会として、イベントを開催いたします。
寅さんサミット実行委員会
山田洋次監督からの特別メッセージ!
寅さんサミット開催に寄せて、山田洋次監督より特別メッセージをいただきました!
第11回寅さんサミットの開催、おめでとうございます。
風のように、雲のように、全国各地を旅する寅さんが、皆さんとの出会いを生んでくれました。その御縁を大事にして、寅さんの故郷「葛飾柴又」に集うこの催しを、毎年ぼくも楽しみにしています。
土地土地の特産品を観賞し、大いに食べ、飲み、語り合いましょう。
人と地域の繋がりの温かさを感じさせる「寅さんサミット」が、いつまでも続いていくことを旅先の寅さんと共に心より願っています。