寅さんサミット2024は終了いたしました。ご来場、ありがとうございました。

サミット開催にあたり

開催概要

イベント名
寅さんサミット2024
テーマ
日本の原風景を守り、後世に伝える
日時
令和6年11月2日(土)・3日(日祝)※帝釈天参道は店舗によって営業・販売の時間が異なります。
会場
帝釈天、帝釈天参道、特設会場(柴又7-9)、葛飾柴又寅さん記念館、葛飾区山本亭、第二会場
主催
寅さんサミット実行委員会

参加地域(ロケ地)

宮城県栗原市・秋田県鹿角市・山形県寒河市・福島県会津若松市・茨城県常総市・茨城県つくば市・群馬県安中市・千葉県松戸市・東京都新島村・山梨県甲府市・長野県大町市・長野県木曽町・静岡県沼津市・静岡県島田市・静岡県焼津市・兵庫県たつの市・島根県大田市・岡山県津山市・岡山県高梁市・徳島県鳴門市・福岡県朝倉市・佐賀県小城市・熊本県上天草市・大分県由布市・宮崎県日南市・オーストリア共和国ウィーン市

ご挨拶

今年は映画『男はつらいよ』が昭和44年(1969年)に公開されてから55周年の記念すべき年になります。そして『男はつらいよ』の全国のロケ地やファンが集う寅さんサミットは、皆様のお陰をもちまして開催10回目を迎えることができました。

寅さんサミットは、「日本の原風景を守り、後世に伝える」をテーマに、映画『男はつらいよ』が繋いでくれた縁のもと、「地域と地域」「人と人」を繋ぐイベントとして開催してきました。今年の参加地域は過去最多の26地域に上りますが、このうち山形県寒河江市、長野県大町市、静岡県沼津市、大分県由布市の4地域には初めてご参加をいただきました。

ご来場の皆様には、葛飾柴又や寅さんゆかりの地の原風景とともに、各地に根付いた文化芸能や特産品、お土産、グルメなどを存分に堪能いただきたいと思います。

昨年の寅さんサミットにおいて第二会場となった旧川甚跡地は、新たに観光拠点施設として整備し、令和7年度中にオープンする予定となっております。また寅さん記念館と山田洋次ミュージアムについても令和7年4月にリニューアルオープンを予定しております。「寅さんのふるさと」葛飾柴又は、「夢と誇りあるふるさと葛飾」の実現に向け、地域の方々とともに、葛飾区の魅力を高め、住んでいて良かった、訪れる皆様が来て良かったと実感できる取り組みをこれからも続けてまいります。

令和6年11月
葛飾区長 青木克德
寅さんサミット実行委員長 齊藤勝治

山田洋次監督からの特別メッセージ!

寅さんサミット開催に寄せて、山田洋次監督より特別メッセージをいただきました!

映画『男はつらいよ』の第1作が封切られて、今年で55周年を迎えました。

長い年月、寅さんと一緒にぼくたちは旅をしてきました。

その旅先で出逢った皆さんが、寅さんの故郷「葛飾柴又」に集っての「寅さんサミット」は今年で10回目を迎えてますます盛んで嬉しい限りです。

この催しが縁となり、地域や人が暖かくつながってゆくことを寅さんも願っていることでしょう。

「寅さんサミット」10回記念、おめでとうございます。

この催しが、葛飾区の年中行事となっていつまでも続きますように。

山田洋次監督
山田洋次監督

寅さんサミットとは?

人は、誰もが心の中に原風景を持っています。それは、人それぞれに違うものであり、実在する風景、実在した風景、あるいは心の中の風景であるかもしれません。しかし、いずれであっても、どこか懐かしい気持ちにしてくれたり、子どもの頃の記憶をよみがえらせてくれたり、心を落ち着かせてくれるなど、その人にとって大切な風景です。

色々なものがもの凄い勢いで変化していく今の時代。「変わらない」ということの持つ力を見つめ直す時かもしれません。映画『男はつらいよ』の世界に広がる「いつまでも変わらない風景や人情」は、「寅さん」がこよなく愛した風景であり、葛飾柴又が大切にしてきた風景です。映画のロケ地となった各地域のそれぞれの風景を「原風景」というキーワードで結び、これを大切に守り、育んでいく機会として、イベントを開催いたします。

寅さんサミット実行委員会
寅さんサミット2024は終了いたしました。ご来場、ありがとうございました。