開催概要
- イベント名
- 寅さんサミット2023
- テーマ
- 日本の原風景を守り、後世に伝える
- 日時
- 令和5年11月3日(祝・金)・4日(土)10時~16時※帝釈天参道は店舗によって営業・販売の時間が異なります。
- 会場
- 帝釈天参道、特設会場(柴又7-9)、葛飾柴又寅さん記念館、葛飾区山本亭、第二会場(旧川甚跡地)
- 主催
- 寅さんサミット実行委員会
参加地域(ロケ地)
ご挨拶
今年で第9回目を迎える寅さんサミットは、「日本の原風景を守り、後世に伝える」をテーマに、映画『男はつらいよ』が繋いでくれた縁のもと、「地域と地域」「人と人」を繋ぐイベントとして、多くの皆様に愛されています。
今年は海外も含め22地域にご参加いただきました。初登場となる徳島県鳴門市をはじめ、北は秋田県鹿角市から南は佐賀県小城市、そして、オーストリア共和国ウィーン市など、寅さんにゆかりのある地域の皆様がここ柴又に集結いたしました。
ご来場の皆様には、葛飾柴又や寅さんゆかりの地の原風景に触れて、各地に根付いた文化芸能や特産品、お土産、グルメなどを実際に堪能しながら、新たな魅力の発見につながる充実した1日にしていただきたいと思います。
「寅さんのふるさと」葛飾柴又は、平成30年2月に日本を代表する景観地として、風景の国宝とも言われる国の重要文化的景観に選定され、今年で5周年になります。これからも、この素晴らしい原風景を大切に守り伝えながら、「夢と誇りあるふるさと葛飾」の実現に向け、地域の皆さんとともに、歴史ある葛飾柴又そして葛飾区の魅力を高め、住んでいて良かった、訪れる皆様が来て良かったと実感できる取り組みを続けてまいります。
令和5年11月葛飾区長 青木克德
寅さんサミット実行委員長 齊藤勝治
寅さんサミットとは?
人は、誰もが心の中に原風景を持っています。それは、人それぞれに違うものであり、実在する風景、実在した風景、あるいは心の中の風景であるかもしれません。しかし、いずれであっても、どこか懐かしい気持ちにしてくれたり、子どもの頃の記憶をよみがえらせてくれたり、心を落ち着かせてくれるなど、その人にとって大切な風景です。
色々なものがもの凄い勢いで変化していく今の時代。「変わらない」ということの持つ力を見つめ直す時かもしれません。映画『男はつらいよ』の世界に広がる「いつまでも変わらない風景や人情」は、「寅さん」がこよなく愛した風景であり、葛飾柴又が大切にしてきた風景です。映画のロケ地となった各地域のそれぞれの風景を「原風景」というキーワードで結び、これを大切に守り、育んでいく機会として、イベントを開催いたします。
寅さんサミット実行委員会
山田洋次監督からの特別メッセージ!
寅さんサミット開催に寄せて、山田洋次監督より特別メッセージをいただきました!
早いもので寅さんサミットも9回目を迎えます。
今年は川甚の跡地が会場の一つとなるそうです。川甚は、第1作で博とさくらの披露宴会場にもなった、ゆかりの地です。披露宴に遅刻しそうになったタコ社長が、バイクで玄関に飛び込んできた1969年の撮影風景が、懐かしく思い出されます。
映画『男はつらいよ』を縁として、全国各地の人々が集まって文化の交流が行われ、次世代に受け継がれていることを嬉しく思います。
ぜひ葛飾柴又にお出かけください。楽しい2日間を過ごしましょう。